7月、JCDRILLの海外チームが、南米でCWD200型井戸掘削機のトレーニングプログラムを無事完了したことをお知らせいたします。
掘削機の海外トレーニングプロセスは、次の3つの主要な段階で構成されています。事前準備、技術トレーニング、そして現場実習です。各段階は、安全かつ効果的な指導を確実に行うように設計されています。
1. 事前準備
参加者は、安全オリエンテーションプログラムを修了する必要があります。これには、現地の環境基準への慣熟も含まれます。同時に、詳細なトレーニング計画が作成され、関連資料が準備されます。
2. 技術トレーニング会議
掘削機の技術仕様と掘削機能の紹介:
CWD200は、全油圧式、多機能、トラック搭載型の井戸掘削機です。
76kWのディーゼルエンジンを搭載しており、高トルクを提供します。この掘削機はメインウインチを装備しており、泥岩や風化層での掘削時に高い効率を発揮します。
また、BW250ディーゼル泥水ポンプとJAC 1817ディーゼルエアコンプレッサーも付属しており、18 m³/分の流量と17 barの空気圧を提供します。CWD200は、エアDTHハンマー掘削と泥水ロータリー掘削の両方に対応しています。
3. 現場実習
豊富な掘削経験を持つ当社の海外チームは、お客様のオペレーターと協力し、掘削プロセス中に詳細かつ丁寧な現場での操作指導を行い、質問に答えました。
機器の紹介:
CWD200掘削機、BW250泥水ポンプ、JAC 1817エアコンプレッサーのコンポーネントを紹介します。コンポーネントには、マスト、ドリルパイプ、ロータリーヘッド、油圧システム、制御装置、三点ビット、DTHハンマービットなどがあり、その機能と操作上の注意点も説明します。
事前操作チェック:
適切な状態であることを確認するために、液面、油圧システム、ケーブルを検査します。
実演:
掘削機のセットアップ、パイプの取り扱い、掘削技術を実演します。研修生を制御盤の操作（RPM、送り圧力、トルク）、BW250泥水ポンプとエアコンプレッサーの接続と操作について指導します。
監督付き実習:
研修生は、浅いテスト穴から始めて、監督の下で掘削を行います。
レビューとメンテナンス:
潤滑、フィルターチェック、シャットダウン後の手順など、毎日のメンテナンス手順を確認します。
トレーニングを修了した後、南米のお客様は当社の海外チームを高く評価し、深い感謝の意を表しました。彼らは、近い将来のJCDRILLとの次回の協力を楽しみにしています。
